「続 意識の流れ」
最後は瞑想です 正しい瞑想をしましょう


第8章 私は、アルバートと申します



私の今世の名前は、田池留吉でした。日本人として、男性の肉を持ちました。その肉を使って、私は、私の仕事をしてまいりました。

そして、私は、再び、肉を持ちます。

今は、250年という数字が出ています。名前は、アルバートだと、そして、生まれるところはアメリカだということも出ています。

私は、本当はそのようなことは、どうでもいいと思っています。ただ、私が、もう一度肉を持って、今世私がお伝えしてきたことの、一応の完成を見ることは確かです。

言うなれば、三次元最終の時が、250年後ということです。従って、そこに至る時間は、大変厳しいです。

肉の次元で言えば、大変な時を迎えていきます。すべてが崩壊していきます。

しかし、私は、崩壊が喜びであることを伝え続けました。

肉の生活を脅(おびや)かし、肉の命を危うくする崩壊の時を経て、私達は、いかなる存在かということを、深く、深く考えていく道筋を通っていくのです。私、アルバートは、そのお手伝いをさせていただきます。私は、全宇宙の思いの表れなのです。

250年後には、もちろん、私も、ひとりの人間として、苦悩の日々を送りますが、時間にすれば、それはほんの一時(いっとき)です。やがて、私は、自分に目覚めゆくのです。

今世の私は、時間を要しました。しかし、私も皆さんと同じように、今世の学習があります。従って、自分に目覚めゆく時間は早く訪れます。さらに、250年後には、力強い友(フレンド)が、最初から出現してくれています。私はそのフレンドとともに、皆さんの意識の世界に呼びかけてまいります。

今世は、その一端をセミナー会場でお見せいたしました。

私達は、ともにこの真実を伝えるべく、アメリカの地で出会う段取りになっています。

その出会いは、衝撃的なものです。衝撃的な出会いにより、互いが互いの心に通信を交わしてまいります。その通信により、私達は、ともに自分に目覚めていくのです。

目覚めは速いです。目覚めは敏速に、世界中を駆け巡ります。

そして、より高度で純粋な意識の世界を、ともに学習してまいります。

人間の心の中は、荒れ狂っています。荒(すさ)み切っています。何もかも限界状態なのでしょう。

そのような中に、今世セミナーに集われている大半の人は、また、肉を持ってきます。もちろん、その人達の心の中も同じように、疲弊(ひへい)しているのです。

どんなに財と権力を手に入れても、決して栄華は続かないのです。どんなに智恵を結集させても、また、どんなに祈りを捧(ささ)げ、パワーを乞(こ)おうとも、崩れていくものは崩れていきます。その体験を経て集ってくる人達の心に、真っ直ぐに訴えかけていくことでしょう。

250年後には、今のようなセミナーがあるわけではありません。しかし、真実が伝わるスピードは速いです。

人から人へ、迅速(じんそく)に伝わっていきます。そのスピードを加速させるものが、世界中に起こってくる天変地異の嵐です。

250年後に肉を持つアルバートが、今このように語るということが、どうも腑(ふ)に落ちないと思われる人であっても、先に示したような正しい手順で、この学びと取り組んでいかれたなら、そういう疑問は、いつの間にか消えていると思います。ただ、あなた自身が、形となって目の前に現れてきているものだけに、縛られている現実があるだけなのです。どこかで、その縛っているものを緩めることができたなら、あなた自身、今までとは全く違う世界を、あなたの心に感じていかれることを、私は約束します。

そうなってくれば、本当の喜びとか、本当の幸せとかを感じていかれることだろうと思います。

そして、さらには、あなたのこれからを感じます。限られた時間を超えた、無限の時間の中にあるあなた自身を感じられると思います。それは、何とも言えない至福感を、あなたに伝えてくれるでしょう。

「私は、意識でした。私の本質は喜びでした。私は消えてなくなるものではなく、永遠にある生命(いのち)です。

長い時を経て、ようやく自分の本質に触れ、自分の本質に深く進んでいく軌道に出会えました。私に『意識の流れ』を伝えてくれた大いなる意識に、心からありがとうです。本当にありがとうございました。」

このような思いが、あなたの心の中からも、ふつふつと湧き起こることを、私は心待ちにしています。