卑弥呼よ、私はあなたに伝えました。
「あなたの中の喜びと温もり、母の思いがあなたの中にあるんですよ。そのあなたを思ってください。」と。
あなたはあなたなりにその思いを心に感じてくれたと思います。
どうでしょうか。今一度、私はあなたに思いを向けてみます。
どうぞ、今のあなたの心を語ってみてください。
私は、卑弥呼と呼ばれてきた意識です。はい、私は間違ってきたことがはっきりと自分の中で分かります。
私は何も分かりませんでした。何も知りませんでした。私自身を知らなかった。そんな私を今、心に感じています。
母の思いが心に響いてきます。私はずっと、ずっと、苦しい、苦しい暗い中で固まった状態でいたけれど、母の思いを心に感じたとき、母の思いが伝えてくれているんです。
「待っています。待っています。どうぞ、心を広げてください。私の中へ帰っておいで。戻っておいで。あなたの中の喜びと温もりはあなた自身。私の思いです。私の思いです。母の思いです。」
そんな母の思いを心に感じたとき、私は本当に自分の愚かさを感じました。ああ、申し訳ございませんでした。何も分からないのに、さも神を知ったかのように、神がこのように申していますと、神がこのように、私を通して伝えてきましたと、そのように己をただただ高く掲げてきただけです。
己を前に出してきただけでした。私は何も知らないで存在していたんです。だから、私はああ、自分の中を見ることをしなかった私は、この肉体を終えたあと、暗闇の真っ暗闇の闇黒の底に沈み込んで、そこでただただじっと、じっと固まる以外はありませんでした。
しかし、今、ああ私は、伝えていただいたことをやっています。
お母さんと呼んでごらんなさいと。そう私はお母さんを呼びました。
そうしたとき、私の中に温かい思いが広がっていくんです。お母さんの思いが伝わってくるんです。
「帰ってきなさい。帰ってきなさい。」
だから、私は、母を思います。私は自分の中をじっと、じっと、今、見つめています。感じています。感じることができるようになったんです。
ああ、私はそれがとても不思議だけど、嬉しいです。
固まるしか私はなかったのに、私は、じっと、じっと、自分を見つめることができる。母の中で、母の温もりの中で、私はじっと、じっと自分を感じていくことができる。これだけ私は少し楽になりました。
また私に何か伝えてください。私はお母さんを呼び、じっと、じっと自分を見つめています。ああ、私は少し楽になりました。お母さんと呼んでいきます。