第2章 天変地異

1. 幕開け



人類の幕開けです。これから二五〇年に至る時間の中で、それを存分に感じていってください。
地球上に誕生し、そして、数々のドラマを繰り広げてきた意識達の目覚めを、私達宇宙は待ち続けてまいりました。
私達は、どれだけのすさまじいエネルギーを流し続けても、きっと必ず蘇り、目覚めてくることを約束してきたのです。
約束してきたから、今、自分自身ここに肉体を持っています。
肉という形を持って、自分の培ってきた意識の世界を知っていくことが、それぞれの至上命令でした。自分に課してきたものでした。
だから、自分を自分で裏切り続けてきた過去からの自分と、心で対面できた意識は、大変幸せだと思います。
そして、そのようなことが、これから、それぞれの心の世界、意識の世界の中で、如実に知っていくような流れがあります。
どんなに形の世界が本物だと叫び続けても、それは悉(ことごと)く崩れ去っていきます。一瞬のうちに、自分の目の前から、すべてのものが消え去っていくことを体験していくのです。
地球上のどこに逃げても、隠れても、天変地異の流れは、避けて通れないものです。地球という星そのものの存続も危ういものになるかもしれません。そのような衝撃を、これから人類が受けてまいります。
今世を境にして、意識の流れがはっきりと形となって顕在化していきます。
「確かに、真実に目覚めさせる流れというものが存在する。」
そのことが形として示されていくのでしょう。

今世は、そういう意味において、人類の幕開けだと、私は思っています。