| 第二の人生 |
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| ― ラストチャンスです ― |
再確認です。
この世に生を受けた人達は、全員、自分の修正に取り組まなければならない。そして、それが私達の本当のするべき仕事です。
~しなければならない、~すべきだ、という文章表現だから、強制的な感じを受けるかもしれません。
しかし、本来は、あなたの自由です。
やりなさいと強制しているわけではなく、やってくださいとお願いしているわけでもありません。
ただ、第一章を、真面目に読んでくだされば、なるほどそうだなあ、そうしていくことがベストかもしれない、というくらいには、なっておられるのではないかと思います。
そこで、第二章では、もう少し、核心部分に触れていこうと思います。
まず、自分の修正ということで、自分の何を修正するのかという点です。
私達には、それぞれに癖があります。
それは、「なくて七癖、あって四十八癖」という諺《ことわざ》にあるような癖ではなくて、心癖です。言ってみれば、自分の思い癖です。
私達の心は、外に向く習性があります。
これも大きな修正すべき癖ですが、その外からの情報に、心は、クルクル動き、コロコロ変わります。
その時々に動き、変わる心から出る思いは、同じ情報を受けても、人によって違います。
また動き、そして、変わる度合い、頻度も違います。
同じものを見たり、聞いたりしても、全く同じ思いを出しているとは限らないし、その思いの強弱も違うはずです。
それぞれの心癖、思い癖が違うからです。
その心癖、思い癖の修正に努めるのです。
しかし、自分の心癖、思い癖には、どんなものがあって、その中でも、どの癖が強いのかということの確認がなければ、修正もままならないのです。
だから、一番大きな心癖、しかも、誰にも共通な心癖、心が外に向くという癖です。
この修正に、まず、どなたも取り組んでいってください。
癖ですから、しつこいです。何度も、何度も失敗します。
それでも、いつも、自分の心の向け先を確認していく習慣を付けていけば、外に向きかけても、中へ向こうとするその時間は短縮していくと思います。
まず、心を外に向ける癖の修正に取り組み、そして、さらに、心を中へ向けていけば、自分の心癖、思い癖は、簡単に分かります。
ただ、しつこいのが癖と言うのならば、気付かないから癖とも言えるようです。
気付かない癖、これはやっかいですね。
気付かないというのは、自分の心に上がってくる思いを見ていないか、確認しているが、それが何で間違っているのか分からないかの、どちらかです。
後者の場合、重症だから、じっくりと時間をかけて、自分を治療していく必要があります。
その治療方法は、あとのページに譲るとして、それぞれに自分の心癖、思い癖を確認して、そのひとつでも、ふたつでも、緩めていくというか、弱めていくようにしていけばいいのです。
あなたが、お母さんから生まれて間もないまだゼロ歳の頃、あなたの心の中には、何もありませんでした。
ただ、お母さんの胸の中に抱かれ、お母さんだけを見つめていたあなたは、自分のすべてを、お母さんに託することができたのです。
それが、ただあなたの幸せだった。
お母さんと自分を繋ぐ喜びの中で安らぐあなたの心の中は、静かでした。何のざわめきも淀みもなく、穏やかな空間が広がっていました。
今、あなたの心の中にある、ざわめきや淀みの思いを聞いてあげてください。
あなたの心癖、思い癖として、凝り固まっているかもしれません。
その苦しさは、人を通して教えてくれます。出来事を通して教えてくれます。
凝り固まっている苦しさを、教えてくれているんです。
心癖、思い癖を少しでも緩めていけば、それだけあなたの心は解きほぐされて、楽になっていきます。