「ありがとう」復刻版を出させていただきまして本当にありがとうございます。初版当時も、自分の周りで起こった現象はみんな、意識の流れに自らをいざなうべきものだったことが自分の心で確認でき、意識の世界はすべてを心得ており、自分自身の本当の世界の緻密(ちみつ)さを感じずにはいられないと、嬉しさを禁じ得ませんでした。
あれから10年の歳月が流れ、もちろんその間にも色々なことがありました。現象を形の世界からではなく、意識の世界からとらえていくことを、学ばせていただいた私は、この10年の歳月もまた自分の歩みを前に進めていくうえで、大事な時間だったことを感じています。
そして、「ありがとう」復刻版発刊の2016年から10年の歳月の中で、さらに自分の歩みを前に進めていけるように、私は私の心をしっかりと見ていくだけだと決意を新たにしています。
田池留吉氏が伝えてくれたのは、真実の波動の世界です。形の世界は、やがてその根底から崩れ去っていきます。それは「真実に目覚めなさい」というメッセージであって、まさにこれこそが愛のエネルギーに他ならないのですが、形の世界を本物だとする限り、その様相は大変厳しいものとしてしか受け取れないでしょう。
しかし、そこに流れているものは、間違いなく限りない喜びと温もりの波動です。私達は、誰もがみんな自分の真実に目覚めていかなければなりません。私達の本質はアルバート、そして愛であるということに、みんな目覚めていかなければなりません。どうぞ、「真実に目覚めなさい」というメッセージを、そしてその波動を正しく受け取っていけるように、日々精進してまいりましょう。
最後になりましたが、私達は愛の中にひとつです。私達の中に愛のエネルギー、すなわちアルバートが脈々と息づいています。それぞれお母さんに産んでいただいたからこそ、自分の中に脈々と息づいている愛のエネルギーに触れていけることを知ってください。私達にあるのは喜びだけです。「今を喜びで生きていこう」の呼び掛けが、それぞれの中からはっきりと聞こえてくる日はそう遠くはないでしょう。根底から崩れ去る形の世界から、しっかりと喜びと温もりの波動、エネルギーを受け取っていける私達に蘇(よみがえ)ってまいりましょう。